6月は豊田市野外総合センターで団キャンプを行いました。
梅雨の真っ只中、奇跡的に晴れた二日間。日中の気温は30度を超える中でスカウトは元気に活動してくれました。

初めてキャンプに参加するスカウトは重い荷物に苦戦しながらも活動拠点まで自分で持ち運び、快晴の中で気持ちよく開会セレモニーを行いました。
最初に行った森の迷路では意気揚々と進むも行き止まりにぶつかり困惑するスカウト達。遠くからは行き止まりのように見えていても近づくと実は通り道があることに気づくと一人二人とゴールできるようになりました。まだ道に迷っているスカウトのために、ゴールから逆戻りしてヒントを教え合う姿に助け合いの精神が身に付きつつあると感じました。

体を使った計測では、各自自分の歩幅や両腕を広げた長さを入念に確認し丸太橋の長さや大岩の周囲を計測しました。計測した数値がバラバラだった中で意見をまとめて出した答えがほぼ正解の長さだったのにはびっくりでした。

キャンプファイヤーでのスタンツは、各組ともにオリジナルのストーリー考え開始前までセリフを修正。リハーサルではどうなることか指導者目線ではドキドキしましたが、本番では物怖じせず堂々と発表してくれました。

夜は先輩スカウトと天体観測を行い、普段は光の点にしか見えない星も、天体望遠鏡で覗くと赤く輝いている姿や金星が月のように陰る姿を興味津々と見ていました。

次の日はロープ結びと自然の中にある色・動植物調査でしたが、前日負け越していた組の意地が爆発。一致団結して連勝しました。僅差で逆転はできませんでしたが、勝った組・惜しくも負けた組ともにチームワークの難しさや大切さを学べたのではないかと思いました。